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Galaxyの絵文字変更できない？zFont3アプリでドコモのスマホもiPhone風に見てみる方法！

2025年7月1日

「Galaxyの絵文字を変更したいけど、方法がわからない…」「AndroidだとiPhoneの人と表示が違って見にくい！」そんなお悩みはありませんか？Galaxy スマホに標準搭載されているサムスン(Samsung)独自の絵文字は、他のスマートフォンとデザインが違うため、SNS上で意図がうまく伝わらないことも。

結論から言うと、Galaxyの絵文字は無料アプリ「zFont 3」を使うことで、誰でも簡単にiPhone風のフォントに変更できます！

この記事では、ドコモ（docomo）やauなどのGalaxy スマートフォンで、zFont 3を使って絵文字を変更する具体的な手順を、徹底的に紹介します。インストールから設定方法、そして万が一の問題が起きた時の対応まで、この記事だけで全て解決します。さあ、自分だけの快適なスマホ画面を手にいれていきましょう！

記事のポイント

Galaxyの絵文字が見にくい・表示が違う理由がわかる
zFont 3 アプリを使った絵文字の詳しい変更方法
iPhone風フォント（iOS 16風など）にする手順を図解
変更後の注意点やOSアップデート（更新）時の対応

Galaxy絵文字変更の前に｜Androidシステムの問題と見え方が違う理由

Galaxyの絵文字を変更したいと思った時、「そもそも、なぜGalaxyの絵文字はiPhoneや他のAndroid スマホとデザインが違うの？」と疑問に感じたことはありませんか？

その主な理由は、スマートフォンのOS（オペレーティングシステム）にあります。SamsungはAndroid OSをベースに独自のカスタマイズを加えた「One UI」というシステムを採用しており、フォントに関しても独自の「Samsung Sans」というフォントが標準で使用されています。この中に絵文字も含まれているため、Google標準の絵文字やiPhoneの絵文字とは異なった、Galaxy特有のデザインで表示されるのです。このセクションでは、絵文字を変更する前に知っておきたい、このようなシステム上の背景や、アプリによって表示が変わってしまう問題について詳しく解説していきます。この違いを理解することが、スムーズなフォントの変更に繋がります。

なぜ違う？GalaxyとiPhone・Google標準絵文字のデザイン比較

Galaxyの絵文字と、iPhoneやGoogle Pixelなどで表示される絵文字のデザインがなぜ違うのか、その根本的な理由からご紹介します。理由としては、端末を開発している会社がそれぞれ独自の絵文字デザインを採用しているためです。

まず、iPhoneはApple社が開発しており、OSは「iOS」です。iOSにはAppleがデザインしたおなじみの丸くて立体感のある絵文字が搭載されています。一方、GalaxyはSamsung（サムスン）電子が開発しており、OSはGoogleが開発した「Android」をベースにしています。しかし、SamsungはAndroidをそのまま使うのではなく、「One UI」という独自のユーザーインターフェースを被せており、その中で絵文字も独自デザインのものを採用しています。これが、私たちが「Galaxyの絵文字」として認識しているものです。

では、Google標準の絵文字とは何でしょうか。これは「Noto Color Emoji」と呼ばれ、Google Pixelシリーズなどの”素のAndroid”に近いスマートフォンで表示されるデザインです。過去のデザインは「ブロブ」と呼ばれる可愛らしいものでしたが、今はより一般的なデザインに変更されています。

このように、OSやメーカーが違うことで表示される絵文字のデザインが異なってくるのです。「同じ泣き笑いの絵文字を使ったはずなのに、iPhoneの友達にはキラキラした表示で見え、自分のGalaxyでは少し違った印象で表示される」といった現象は、このシステムの違いによって引き起こされています。このデザインの違いが、人によっては「iPhoneの方が可愛いから変更したい」と感じる一番の理由と言えるでしょう。

InstagramやXで絵文字が変わる端末固有の問題とは

「Galaxyのキーボードで入力した絵文字と、InstagramのストーリーやX（旧Twitter）の投稿で表示される絵文字のデザインが違う！」こんな経験はありませんか？これはあなたのスマホの故障ではなく、アプリ側の仕様によるものです。

この問題の結論は、一部のアプリがスマートフォン本体のシステムフォント（OSの標準フォント）を使用せず、アプリ独自に絵文字の表示システムを利用しているために起こります。例えば、PCブラウザ版のX（旧Twitter）やFacebook Messenger、WhatsAppなどは、どの端末で見ても同じように表示されるよう、独自の絵文字セット（TwemojiやFB-emoji）を使っています。日本で人気のInstagramも、ストーリーや一部のコメント欄では、Android 端末であってもiOS（iPhone）風の絵文字で表示されるように設定されています。

この仕様は、ユーザー体験を統一する目的がある一方で、Galaxyユーザーにとっては混乱の原因にもなります。「自分の画面ではこのデザインで見えているから、相手にも同じように伝わっているはず」と思っていたら、iPhoneユーザーの友人には全く違うデザインで見られていた、ということが日常的に発生するのです。つい見てしまうSNS上でのこの”表示のズレ”こそが、多くの人が「端末全体の絵文字をiPhone風に統一したい」と考えるきっかけになっています。この端末固有の問題を解決するためには、システムレベルでフォントを変更する必要があるというわけです。

ドコモ（docomo）スマホの絵文字は特に違う？Androidバージョンによる違い

「ドコモのGalaxy Aシリーズを使っているけど、auのGalaxy Sシリーズと絵文字が違う気がする…」と感じたことはありますか？結論から言うと、ドコモ（docomo）やauといったキャリア（通信事業者）によって絵文字のデザインが直接的に変わることは基本的にありません。過去にはそれぞれ異なるデザインをしていましたが、2021年頃から統一化がされています。そのため、絵文字のデザインは、あくまでSamsungというメーカーと、Androidのバージョンに依存します。

参考：auの絵文字リニューアルについて | 2012年 | KDDI株式会社

変更にアプリ「zFont 3」を使うのがいい理由

「zFont 3」というアプリを利用すると、Samsung 端末のフォントシステムの”癖”をうまく利用して、比較的安全かつ簡単にシステム全体のフォントを変更することができます。

Galaxyには元々、Galaxy Storeからダウンロードしたフォントに切り替える機能が備わっています。しかし、ストアで提供されているフォントにiPhone風の絵文字などは当然ありません。「zFont 3」は、この標準のフォント切り替え機能を利用して、自分で用意した絵文字フォント（例えばiPhoneの絵文字フォント）を、あたかもGalaxy Storeからインストールした公式フォントであるかのようにシステムに認識させ、適用させるという賢い方法をとっています。これにより、端末を危険な状態にする「root化」という特殊な改造をすることなく、絵文字の変更が可能になります。

「zFont 3」は長年の実績があり、多くのユーザーに使われているため、比較的信頼性が高いと言えます。インストールから適用までの手順もアプリがガイドしてくれるため、初心者でも試しやすいのがいい点です。もちろん、非公式な方法であることに変わりはないため自己責任での利用となりますが、Galaxyで絵文字フォントを変更する上では、現在最も現実的で効果的な選択肢の一つなのです。

参考：zFont 3 - Emoji & Font Changer - Google Play のアプリ

zFont3アプリでGalaxy絵文字変更する全方法｜インストールだけ！

お待たせいたしました！ここからは、いよいよGalaxy スマートフォンの絵文字を変更する具体的な手順を、画像をイメージしながら一つひとつ丁寧に解説していきます。

このセクションの主役は、先ほどご紹介した「zFont 3」という無料アプリです。このアプリをインストールし、画面の指示に従っていくつかの手順を踏むだけで、あなたのGalaxyの絵文字は憧れのiPhone風デザインに生まれ変わります。

「なんだか難しそう…」と思っている人も大丈夫。専門的な知識は一切不要です。Androidのバージョン（One UI 5や6など）によって途中の手順が少し異なる場合がありますが、それも含めて分かりやすく説明していきますので、安心してついてきてくださいね。さあ、あなたのスマホをカスタマイズしていく時間です！

まずは「zFont 3」アプリをGoogle Playからインストール

絵文字変更の旅は、まず主役となるアプリ「zFont 3」をあなたのGalaxyにインストールすることから始まります。

Galaxyのホーム画面やアプリ一覧から「Play ストア」（Google Play）を探して起動し、検索バーで「zFont 3」と入力してインストールします。

必ずGoogleの公式アプリストアであるPlay ストアからインストールしてください。。非公式サイトからのダウンロードはウイルスなどの危険性があるため、必ずPlay ストアを利用してください。

＞＞zFont 3をストアからダウンロードする

あなたのGalaxy スマートフォンのホーム画面にある、カラフルな三角形のアイコン「Play ストア」をタップします。
画面の最上部に表示される検索バー（「アプリやゲームを検索」と表示されている部分）をタップします。
キーボードが表示されたら、「zfont3」と入力して検索します。
検索結果の中から、「zFont 3 - Emoji & Custom Font Changer」という名前のアプリを探します。（緑色のアイコンに「Z」の文字が目印です）
「インストール」ボタンをタップします。データのダウンロードとインストールが自動的に始まります。
ボタンが「開く」に変われば、インストールは無事完了です。

これで、絵文字を変更するための準備が整いました。次のステップでは、この「zFont 3」アプリを使って、実際にiPhone風の絵文字フォントを選択していきます。

iPhone風絵文字（iOSフォント）を適用する具体的な方法・手順を紹介

「zFont 3」のインストールが完了したら、いよいよこの記事の核心であるiPhone風絵文字（iOSフォント）の適用に進みます。少し手順が多いように感じるかもしれませんが、一つひとつ画面の指示に従えば大丈夫です。

zFont 3 アプリを起動し、「Emoji」タブから好みのiOSバージョンの絵文字を選択、ダウンロード後に画面の指示に従ってフォントを適用（Install）します。

この一連の手順は、iPhone風絵文字のフォントデータをダウンロードし、それをGalaxyのシステムが認識できる形に変換・インストールするために必要です。Androidのバージョンによって適用方法が異なるため、アプリが自動的に最適な方法を選択してガイドしてくれます。

インストールした「zFont 3」アプリを起動します。初回起動時には権限の許可を求められるので、全て許可してください。
アプリのホーム画面下部にあるメニューから「Emoji」をタップします。
絵文字のリストが表示されます。この中から、iPhone風のデザインである「iOS16」や「iOS17」など、好きなバージョンの絵文字を選択します。※数字が大きいほど新しい絵文字が含まれています。
「Download」ボタンをタップして、絵文字フォントのデータをダウンロードします。
ダウンロードが終わるとボタンが「Apply」に変わるので、これをタップします。
ここで、あなたのGalaxyのAndroid バージョンに合った適用方法を選択する画面が表示されます。「Auto (Recommended)」が選択されていればそのままでOKです。指示に従って進めてください。
画面の指示に従い、いくつかのステップ（Samsung Sansフォントのインストール、Samsungアカウントへのサインイン、設定のバックアップなど）を実行します。※この手順はバージョンによって異なりますが、アプリが次に何をすべきか日本語で指示してくれます。
全ての手順が完了すると、端末のフォントが変更され、キーボードやSNSなどで絵文字がiPhone風表示になっているはずです。

これで、あなたのGalaxyでもiPhoneと同じデザインの絵文字が使えるようになりました。もしこの手順の途中でうまくいかない場合は、次の項目を確認してください。

【うまくいかない方へ】zFont 3で変更できない場合の対処法

「アプリの指示通りにやってみたけど、絵文字が変わらない」「途中でエラーが出て先に進めない…」そんな問題に直面してしまった方もいるかもしれません。ご安心ください。ここでは、うまくいかない場合の主な原因と対処法を紹介します。

zFont 3で絵文字を変更できない場合は、Android/One UIのバージョンに合った正しい適用方法を選択し直すか、アプリのキャッシュを削除、または再インストールを試してみてください。

zFont 3がフォントを適用する仕組みは、AndroidやSamsungのOne UIのバージョンに大きく依存します。アップデートによってシステムの仕様が変更されると、以前の方法ではうまくいかなくなることがあります。アプリはこれに対応しようとしますが、時に手動で適用方法を切り替える必要があるのです。

適用方法の再選択:
- zFont 3で絵文字を「Apply」する際に、適用方法を選択するポップアップが表示されます。ここで「Auto (Recommended)」でうまくいかなかった場合は、一度戻って他の選択肢（例: 「One UI #all」など、自分の機種やバージョンに近いもの）を試してみてください。
必要な権限が許可されているか確認:
- Galaxyの「設定」→「アプリ」→「zFont 3」→「権限」と進み、「ストレージ」や「ファイルとメディア」へのアクセスが許可されているか確認してください。許可されていないと、フォントデータの読み書きができずエラーになります。
アプリのキャッシュクリアと再起動:
- Galaxyの「設定」→「アプリ」→「zFont 3」→「ストレージ」と進み、「キャッシュを消去」をタップします。その後、スマートフォン本体を一度再起動してから、もう一度zFont 3の手順を試してみてください。
アプリの再インストール:
- 一度zFont 3をアンインストールし、再度Play ストアからインストールし直すことで、問題が解決する場合があります。

これらの対処法を試しても変更できない場合は、お使いのGalaxyのバージョンにzFont 3がまだ完全には対応していない可能性も考えられます。その場合は、アプリのアップデートを待つのが賢明です。

Galaxy Aシリーズ・Sシリーズなど機種ごとの注意点

Galaxyには、ハイエンドモデルの「Sシリーズ」（例: Galaxy S23, S24）や、コストパフォーマンスに優れた「Aシリーズ」（例: Galaxy A54, A55）など、様々な機種があります。zFont 3を使う上での手順は基本的に同じですが、機種によって注意すべき点はあるのでしょうか。

Galaxy SシリーズでもAシリーズでも、zFont 3を使った絵文字の変更方法は基本的に同じです。ただし、端末の処理性能やAndroidのアップデート配信タイミングの違いが、作業の快適さや対応状況に影響する場合があります。

絵文字フォントを適用するシステムは、SシリーズでもAシリーズでも共通の「One UI」です。そのため、アプリが行うべき手順に機種による違いはほとんどありません。重要なのは機種名よりも、その端末で動作している「Android バージョン」と「One UI バージョン」です。

処理性能の違い:
- Galaxy Sシリーズのようなハイエンド機種は、CPUの処理能力が高いため、zFont 3でのフォントのダウンロードや適用、設定のバックアップといった一連の作業がスムーズに進む傾向があります。一方、Aシリーズの一部の機種では、若干の待ち時間が発生するかもしれませんが、最終的な結果に違いはありません。
OSアップデートのタイミング:
- 最新のAndroid OSへのアップデートは、一般的にSシリーズのようなフラッグシップ機種から先に配信される傾向があります。そのため、新しいOSにzFont 3がまだ対応できていない、といった問題は、Sシリーズユーザーの方が先に直面する可能性があります。逆に、Aシリーズを使っている方は、Sシリーズで問題が解決された後にアップデートが来ることが多いので、より安定してアプリを使えるという見方もできます。
「Galaxys」ブランドとしての共通点:
- 機種名がGalaxy AでもSでも、あるいはZシリーズであっても、Samsungの「Galaxys」ブランドであることに変わりはありません。zFont 3は、このSamsung 端末に特化した方法を採用しているため、幅広い機種で利用できるのが強みです。

したがって、お使いの機種がAシリーズかSシリーズかを過度に気にする必要はありません。それよりも、ご自分の端末のAndroid バージョンを「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア情報」から確認しておくことの方が重要です。

絵文字を元に戻したい場合のシステムフォント復元方法

iPhone風の絵文字を試してみたけど、「やっぱりGalaxy 標準の絵文字の方がいいな」「システムを元通りに戻したい」と思うこともあるでしょう。zFont 3で変更した絵文字は、簡単な手順でいつでも元の状態に戻すことができます。

変更した絵文字フォントを元に戻すには、Galaxyの「設定」からフォントの項目を開き、「標準」または「デフォルト」を選択するだけで完了します。

zFont 3は、システムのフォント設定機能を利用して絵文字を変更しています。そのため、元の状態に戻す場合も、Galaxyに標準で備わっているフォント設定機能から標準のフォントを選択し直すだけで、zFont 3によって適用されたフォントは解除されます。難しい操作は一切必要ありません。

Galaxyのホーム画面から歯車のアイコン「設定」を開きます。
設定項目の中から「ディスプレイ」を選択します。
ディスプレイの設定画面にある「フォントサイズとスタイル」をタップします。
次に、「フォントスタイル」という項目をタップします。
フォントのリストが表示されます。一番上に「標準」または「デフォルト（Default）」という項目があるはずです。これを選択してください。（※ zFont 3で適用したフォントには、通常「(zFont)」といった印がついています）
「標準」を選択した瞬間に、システム全体のフォントが元の状態に戻り、絵文字もGalaxyの標準デザインに復元されます。

このように、絵文字を元に戻す作業は非常に簡単です。安心してフォントのカスタマイズを試してみてください。不要になったzFont 3 アプリや、手順の中でインストールした他のアプリ（Samsung Sansなど）は、後からアンインストールしても問題ありません。

Galaxyの絵文字を変更したら？知っておきたい情報とよくある問題

おめでとうございます！これであなたのGalaxy スマートフォンの絵文字は、お好みのデザインに変わったはずです。しかし、システムに少し手を加えたわけですから、この後どんなことに気をつければいいのか、知っておきたい情報がいくつかあります。絵文字の変更はゴールではなく、快適に使い続けるためのスタートです。例えば、「OSのアップデートを行ったら、絵文字が元のデザインに戻ってしまった！」といったことは、”あるある”な問題です。

このセクションでは、そんな変更後に起こりがちな問題とその対処法、そして多くの人が気になるzFont 3 アプリの安全性など、知っておくと安心な情報をまとめました。ここで紹介する情報を頭に入れておけば、何かあっても慌てず、スマートに対応できるようになります。

Android OSのシステム更新をしたら絵文字が戻った場合の対応

絵文字をiPhone風に変更できて喜んでいたのも束の間、月に一度のセキュリティ更新や、年に一度のメジャーOS アップデート（Android 13→14など）を行ったら、絵文字が元のGalaxy 標準デザインに戻ってしまった…これは、zFont 3を利用する上で最も多くの人が経験する現象です。

OSのシステム更新（アップデート）によって絵文字が元に戻ってしまった場合は、慌てずに再度「zFont 3」を使い、以前と同じ手順でフォントを適用し直すことで、元通りiPhone風の絵文字に戻すことができます。

OSのアップデートは、スマートフォンのシステム全体を新しいものに書き換える作業です。この時、システムの安全性と整合性を保つために、ユーザーが個別に変更したフォントなどのカスタマイズは、標準の状態にリセットされるのが一般的です。これはシステムの正常な保護動作であり、故障ではありません。そのため、アップデートが完了した端末は、フォントが変更される前の状態に戻ってしまうのです。

Galaxyの設定からOS アップデートを実行します。
アップデートが完了し、端末が再起動すると、キーボードやSNSで絵文字がGalaxyの標準デザインに戻っていることに気づきます。
ここで慌てる必要はありません。インストール済みの「zFont 3」アプリを起動します。
以前に適用した時と全く同じ手順で、好みの絵文字フォント（例: iOS16）を選択し、「Apply」をタップして適用作業を再度行います。
OS アップデート後のシステムに、改めて絵文字フォントがインストールされ、再びiPhone風の表示に戻ります。

システム更新のたびにこの作業が必要になるのは少し手間に感じるかもしれませんが、慣れれば数分で終わる作業です。「アップデートの後は、絵文字も再設定」と覚えておけば、問題なく使い続けることができます。

zFont 3アプリの安全性は？使っても大丈夫かご心配な方へ

システムのフォントを変更するアプリと聞くと、「そのアプリ、本当に安全なの？」「個人情報が抜き取られたり、スマホが壊れたりしない？」と心配になるのは当然のことです。特にzFont 3は、適用の手順でSamsungアカウントにサインインしたり、設定をバックアップしたりするため、不安に感じる方も多いでしょう。

zFont 3はGoogle Play ストアの審査を通過しており、長年の実績もあるため、悪質なウイルスなどが仕込まれている可能性は極めて低いです。しかし、OSの非公式な方法でシステムを変更するアプリであるため、利用はあくまで「自己責任」の範囲で行うべきです。

アプリの安全性は、「悪意のある動作をするか」と「予期せぬ不具合を引き起こすか」の2つの側面から考える必要があります。zFont 3は前者（悪意のある動作）の点では、Play ストアで公開され続けていることからも、比較的信頼できると言えます。しかし後者（予期せぬ不具合）に関しては、Samsungが公式にサポートしている方法ではないため、OSのバージョンや他のアプリとの組み合わせによっては、まれに表示の乱れや動作の不安定さを引き起こす可能性がゼロではありません。

安全と考えられる点:
- Google Play プロテクトによってスキャンされており、マルウェアなどの危険性は低い。
- 世界中の多くのGalaxyユーザーに利用されており、重大な問題の報告は少ない。
- 要求する権限（ストレージアクセスなど）は、フォントを適用する目的のために必要なもの。
リスク・注意点:
- Samsungやドコモ、auなどの公式サポート対象外の操作です。zFont 3を使用したことによる不具合について、メーカーやキャリアに問い合わせてもサポートは受けられません。
- OS アップデートとの互換性の問題で、一時的に端末の動作が不安定になる可能性が全くないとは言い切れません。
- アプリ内で広告が表示されますが、これは開発者の収益源であり、アプリの機能自体に悪影響を与えるものではありません。

zFont 3を使うことは素晴らしいカスタマイズですが、このようなリスクがあることを理解した上で、ご自身の判断で使用するようにしてください。

【docomo向け情報】特定のキャリアアプリで変更が反映されない場合

zFont 3を使って、端末全体の絵文字をiPhone風に変更できた！と喜んだのも束の間、「あれ？ドコモの『＋メッセージ』や『dメニュー』を開くと、絵文字が元のままだ…」という現象に遭遇することがあります。これはauやソフトバンクのキャリアアプリでも起こりうる問題です。

ドコモ（docomo）などのキャリアが提供する特定のアプリで変更した絵文字が反映されない場合、それはアプリ側がシステムのフォント設定を無視し、独自の表示ルールを持っているためであり、zFont 3側で解決することは困難です。

スマートフォンのアプリには、端末全体に設定されているフォント（システムフォント）をそのまま利用するものと、アプリ開発者が指定した独自のフォントを優先的に表示するものの2種類があります。キャリアが提供するアプリは、サービスのブランドイメージや表示の統一性を保つために、後者のように独自のフォントルールを持っていることが少なくありません。そのため、ユーザーがzFont 3でシステム全体のフォントを変更しても、そのアプリを開いた時だけは、変更が無視されて元の絵文字で表示されてしまうのです。

反映されるアプリの例:
- LINE、X（旧Twitter）のタイムライン、Google Chrome、標準のメッセージアプリなど、多くのサードパーティ製アプリやシステムの基本画面。
反映されない可能性のあるアプリの例:
- ドコモの「＋メッセージ」「dメニュー」「my docomo」
- auの「au PAY」「au Wi-Fiアクセス」
- 一部のゲームアプリや金融機関のアプリなど、セキュリティや表示の固定化を重視するもの。

これはzFont 3の不具合ではなく、アプリ側の仕様によるものです。残念ながら、これらのアプリ内の絵文字を変更する簡単な方法は今のところありません。「キャリアアプリ内では元の絵文字」と割り切って使うのが現実的な対応と言えるでしょう。

絵文字の変更で他に影響が出る可能性は？

「絵文字のフォントだけを変更したいのに、日本語の文字まで変なフォントに変わってしまったらどうしよう…」zFont 3を使う上で、絵文字以外の部分に予期せぬ影響が出ないか心配する方もいるかもしれません。

zFont 3の「Emoji」タブから絵文字フォントを選択して適用する限り、日本語やアルファベットなど、通常のテキスト表示に影響が出る可能性は非常に低いです。

フォントデータには、ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット、そして絵文字など、様々な文字の情報が含まれています。zFont 3の「Emoji」タブで提供されているフォントは、主に「絵文字」部分のデータだけをiPhone風などに差し替えるように作られています。日本語など他の文字の部分は、元のGalaxyの標準フォントのままか、あるいはそれに近いデザインのものが使われているため、絵文字だけがピンポイントで変更され、他の文字表示には影響が出ないようになっているのです。

正しい手順の場合:
- zFont 3の「Emoji」タブから「iOS16」などを選択して適用する。
- 結果：キーボードやSNSの絵文字はiPhone風に変わるが、LINEのトークで入力する日本語の文章や、Webサイトの文字は今まで通りの見慣れたフォントで表示される。
注意すべきケース:
- もしあなたがzFont 3の「Emoji」タブではなく、「Stylish」や「Color」といった他のタブから、デザイン性の高い特殊なフォントを選択して適用した場合は話が別です。これらのフォントは、アルファベットや数字、さらには日本語まで含めてシステム全体の文字デザインを変更するように作られています。
- この場合、「日本語が表示されなくなる（文字化けする）」「文字が読みにくくなる」といった問題が発生する可能性があります。

したがって、「絵文字だけを変更したい」という目的の方は、必ずアプリ内の「Emoji」タブからフォントを選択するようにしてください。そうすれば、他の表示への影響を心配する必要はほとんどありません。

まとめ｜Galaxy絵文字変更はzFont 3アプリを使えば誰でもできる！

この記事では、Galaxy スマートフォンの絵文字を、人気の無料アプリ「zFont 3」を使ってiPhone風に変更する方法を、その理由から具体的な手順、そして注意点まで詳しく紹介してきました。結論として、Galaxyの絵文字変更は、この記事で解説した手順通りに進めれば、スマホの専門知識がない方でも簡単に行うことができます。ドコモやauといったキャリアの機種でも問題ありません。OSのアップデートで元に戻ってしまうなどの注意点はありますが、それも再度適用し直すだけで解決します。ぜひこの記事を参考に、あなたのGalaxyを自分好みの見やすい絵文字にカスタマイズして、毎日のスマートフォンライフをさらに楽しいものにしてくださいね。