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スマホのリセールバリューを徹底比較!損しない選び方と対策

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こんにちは。 スマートフォンUX研究所(SUR)所長の新城です。

普段はスマートフォンの使い勝手や最新機種、モバイルサービスについて調査・検証していますが、スマートフォンは今や日常生活や仕事に欠かせない存在ですよね。

そんなときに気になるのが、スマホのリセールバリューではないでしょうか。

そこで今回は、スマートフォンを日頃から検証・研究している立場から、スマホの資産価値を上手に運用するためのポイントをまとめてみました。どのブランドが値崩れしにくいのか、査定で損をしないためには日頃からどんなことに気をつければいいのかを分かりやすく解説します。この記事を読むことで、次回の買い替え時に迷わず最も賢い選択ができるようになりますよ。

この記事でわかること

  • 機種やブランドごとに異なる再販価格の特徴と市場の動向
  • 高く売るために日頃から実践できる資産防衛アクション
  • 専門店での買取とキャリアの下取りの違いやプログラムの注意点
  • 査定額に直結する傷やバッテリー状態などの具体的な減額基準

スマホのリセールバリューが高くなる機種の傾向

スマホのリセールバリュー調査!iPhoneとAndroidの価格比較

スマートフォンを数年後に手放す際に、どの機種を選んでおけば損をしないのかは気になるところですよね。ここでは、現在の日本の中古市場でどのようなブランドやモデルが評価されているのか、その具体的な傾向について詳しく見ていきましょう。実は日本国内の中古スマホ市場は非常に活発で、拡大を続けているのですよ。

市場で圧倒的な再販価格を誇るiPhone

日本国内の中古スマホ市場において、圧倒的な流動性と人気の高さを誇っているのがiPhoneです。主要な中古取引プラットフォームであるムスビーのデータ(2026年5月公開)を見ても、中古端末の流通額比率のうち実に66%をiPhoneが占めており、Androidの34%に対してダブルスコア以上の大差をつけています。同月の総合ランキング上位10機種にいたっては、すべてiPhoneが独占している状態が続いていますよ。

iPhoneがこれほどまでに強い理由は、高額な最上位モデルから手頃なスタンダードモデルまで、幅広い層に安定した需要があるからです。にこスマの販売数ランキングでも上位の大半がiPhoneですし、買取数ランキングでもやはり中心的な存在ですね。

旧型や定番モデルでも驚異の回転率

最新のiPhone 16 Proや16 Pro Max、15 Proといったプレミアムモデルが高額で取引されるのはもちろんですが、注目すべきは型落ちやスタンダードモデルのしぶとさです。iPhone 13(128GB)やiPhone 14(128GB)、そしてコンパクトで扱いやすいiPhone SE(第3世代)の64GBなどは、幅広いユーザー層から絶大な支持を得ており、中古市場での回転率が非常に高いのが特徴。旧型になっても需要が途切れないため、売りやすさと値崩れのしにくさの両面において最も安定しているブランドと言えますね。

iPhoneは中古市場での需要が全方位で高いため、購入から数年が経過しても再販価格が急落しにくく、次の買い替え資金をしっかりと確保しやすいのが最大の強みです。

Androidで健闘するGalaxyとPixelの強み

Android端末の中でリセールを意識するなら、GalaxyとPixelの二大ブランドが有力な候補になってきます。ムスビーのAndroidランキングを見ても、上位にはこれらのブランドの機種がズラリと並んでいますよ。特にGalaxyの上位モデルであるGalaxy S25やS24 Ultra、S23といったフラッグシップ機は、Android市場の中では高価格帯の取引が成立しやすいポジションを確立しています。

メーカーによる長期アップデート保証が安心材料に

また、近年の大きな安心材料となっているのが、メーカーによる長期のアップデート保証です。Samsungでは、2024年以降の対象Galaxy端末について、最大7世代のOSアップグレードと最大7年間のセキュリティアップデートを提供する方針を示しています。

(出典:Samsung Mobile Security「Security Updates(セキュリティアップデートの対象範囲)」

さらに、ミドルレンジのGalaxy A57 5Gなどでも最大6回のOSアップデートと最大6年間のセキュリティメンテナンスを保証する手厚さ。GoogleのPixelシリーズも負けておらず、Pixel 8以降のモデルでは7年間のOS・セキュリティアップデートを保証(Pixel 6/7シリーズやFoldは5年間)しています。
(出典:Google公式「Pixel のアップデート提供期間」)

これにより、中古で購入する側も「古い機種だけど安心して長く使える」と判断できるため、価値が残りやすくなっています。特にPixel 7aや8aといったaシリーズは、にこスマやムスビーのランキングでも上位の常連で、もともとの購入価格が控えめでありながら中古需要も高いため、コストパフォーマンスの面で非常に優秀な選択肢になりますね。

指名買い需要があるXperiaと折りたたみの現状

国内で根強いファン層を持つXperiaは、ムスビーのAndroidランキングでXperia 1 VやXperia 5 IV、Xperia 10 VIなどが上位に入っており、特定のユーザーからの「指名買い」が発生するため、一部の機種では比較的タフな取引が行われています。Xperia公式のAERページでは、例えばXperia 10 VIIのセキュリティサポート終了日が2031年8月まで、更新頻度が90日ごとであることなどが公開されており、一定の安心感は提供されています。ただし、ブランド全体としてのアップデート期間の明示方法や流動性の面では、PixelやGalaxyほど一目で全体像が分かりやすい構造にはなっておらず、機種ごとの人気の差が激しい傾向がありますよ。

折りたたみスマホ(フォルダブル)のシビアな現実

一方で、画面を折りたためる構造のフォルダブルスマホについては、リセールの観点からは少し慎重に見極める必要がありそうです。Galaxy Z Fold6やZ Fold7など、美品であれば10万円を超えるような超高額査定が提示されることもありますが、端末の元値(新品価格)が非常に高いため、購入価格からの目減り(総損失額)は大きくなりやすいのが現状ですね。折りたたみスマホはヒンジの開閉時の引っかかりやガタつき、左右の歪み、メインディスプレイの折り目跡や保護フィルムの浮きなど、中古査定時のチェック項目が非常にシビア。少しでも異音や歪みがあれば大幅な減額、あるいはジャンク品扱いになってしまいます。

Samsung公式の「Galaxy Care」などの維持コストを見ても、Z Fold系は月額料金や自己負担金(1回目15,400円〜22,000円など)が高めに設定されています。これは平面スマホよりも維持リスクが高いことを示す材料であり、リセール重視の出口戦略としては、現状の日本市場では優先順位を低めにしておくのが無難かもしれません。

高いスマホと損しないスマホの違いとは

購入後数年が経過したスマホの価格比較

ここで一度整理しておきたいのが、「高く売れるスマホ」と「損しないスマホ」は必ずしも同じではないということです。この違いを明確に理解しておくことが、スマホ選びで失敗しないための第一歩になりますよ。

詳しい買い替えの戦略については、スマホ買い替え時期のおすすめ目安はいつ?最適な機種変更のタイミングを解説も参考になりますが、ここでも基本的な考え方を押さえておきましょう。

売却額の絶対値か、それとも目減りの小ささか

高く売れるスマホというのは、売却時に手元に戻ってくる現金の絶対値が大きい端末のことで、iPhoneのPro/Pro MaxシリーズやGalaxyのS/Ultraシリーズなどが該当します。しかし、これらは購入時の価格も15万〜20万円超と非常に高額であるため、引き算をしたときの「総損失額(目減り)」は大きくなりがちです。反対に、損しないスマホというのは、購入価格と売却価格の差額(総損失)が小さい端末を指します。iPhone SE(第3世代)やiPhone 13、iPhone 14、Pixel 7aや8a、一部のXperia 10系やGalaxy Aシリーズなどは、手頃に買えて中古市場での需要の裾野が広いため、回転率が高く、トータルの出費を低く抑えたい人にとっては真の優良機種と言えますね。

ハイレンジやミドルレンジなど価格帯別の特徴

スマートフォンの価値が落ちていくスピードやリセールの特性は、その端末が属する価格帯(レンジ)によっても明確に分かれています。総務省や民間の調査データを交えつつ、それぞれの特徴を整理してみました。ちなみに、総務省の公開資料によると、日本国内の中古スマホの販売台数は2022年度時点で234万台(前年度比+10.4%)に達しており、新品販売台数に対する比率も約8%に及んでいます。 (出典:総務省『利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸課題に関する研究会資料』) さらにMM総研のデータでは、2024年度の中古スマホ販売台数は過去最高の321.4万台(前年度比+17.7%)を記録し、2030年度には450万台規模にまで拡大すると予測されているのですよ。そんな巨大市場における価格帯別の特性がこちらです。

価格帯(レンジ)リセールバリューの特性向いている人のタイプ
ハイレンジ(プレミアム)売却額の絶対値は高い。iPhoneのProモデルなどは1年後の残存価値率が70〜80%を維持することもあるが、元値が高いため、2〜3年使うと金額ベースの総損失は膨らみやすい。常に最新の性能やカメラ画質を求め、1〜2年の短いサイクルで頻繁に新機種へ乗り換える人。
ミドルレンジ(ボリューム)購入価格が5万〜8万円前後と抑えめ。中古で買いたいというユーザーの裾野が最も広いため値崩れしにくく、買値と売値の差額(総損失)を小さく抑えやすい。コストパフォーマンスを最重視し、2〜3年はしっかり使い倒してから賢く手放したい人。
ローレンジ(エントリー)新品価格が低い分、中古市場での再販価格はスズメの涙。売却益による購入資金の回収はほぼ期待できない。新品時の値下げ競争も激しく中古プレミアはつかない。リセールによる還元は最初から期待せず、初期費用をとにかく抑えて壊れるまで使い潰す前提の人。

このように、自分の買い替えサイクルや予算に合わせて、どのレンジが最もお財布に優しいかを見極めるのが大切ですね。正確な市場相場は物価や為替、新機種の発表時期によって常に変動するため、具体的な買取基準や価格の目安は主要な専門店の公式サイトなどで最新の情報をチェックすることをおすすめします。

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スマホのリセールバリューを下げないための対策

スマホ リセールバリューを高めるための管理術

お気に入りのスマホをいざ売ろうとしたときに、思わぬ理由で査定額が下がってしまったら本当にショックですよね。ここからは、売却時の再販価格をできるだけ高くキープするために、私たちが日常の扱いから売却当日にかけて実践できる具体的な対策や注意点についてお話しします。

査定を大きく左右する容量や人気色の影響

スマホを購入するときに誰もが頭を悩ませるのが「カラー」と「ストレージ容量」ですよね。これらもリセールバリューに少なからぬ影響を与えていますが、実は中古市場の需給関係には明確な特徴がありますよ。

容量は「多ければ良い」わけではない

容量に関しては、にこスマなどの2026年5月販売ランキング上位を見ても、動いているのは「64GB」や「128GB」といった標準的な主力容量が中心です。特に128GBは価格と利便性のバランスが非常に良く、買い手の母数が最も広いため最適解になりやすいですね。新品時に奮発して256GBや512GB、1TBといった大容量モデルを選んでも、中古市場ではその追加コスト分の差額を満額回収できないことがほとんど。つまり、容量を上げるほどリセールの効率は落ちてしまう傾向がありますよ。

カラーは「流行」よりも「定番」

また、カラーについてはスペースグレー、シルバー、ブラック、ホワイトといった定番色が世代を問わず普遍的な需要があるため、ショップ側の在庫リスクが低く、常に安定した価格で取引されます。新色や限定カラーは、発売直後のタイミングであれば希少価値から数千円ほど優遇されることもありますが、時間が経って流行が落ち着くと好みが分かれる不人気色に転落し、逆に数千円の減額を課されるリスクもあります。過去のXperiaなどで、カラーの違いだけで査定額に3,000円〜5,000円の開きが出た事例もありますので、色減額を嫌う場合は定番色を選ぶか、カラーによる減額をしないと明言している専門店(モバステなど)を選ぶのが賢い戦略ですね。

色や容量による査定への影響は確かに存在しますが、次に解説する「端末の傷」や「バッテリーの状態」に比べれば副次的な要素。まずは本体のコンディションを綺麗に保つことが最優先ですよ。

大幅な減額を避けるために注意したい傷や付属品

中古スマホ専門店(イオシス、ソフマップ、ゲオなど)の査定基準は、マニュアルに基づいて厳格に画一化されており、一般ユーザーの主観よりもはるかにシビアです。お店で提示される査定ランク(S・A・B・C・D・ジャンク)の判定基準と、具体的な減額の目安を知っておくことは非常に重要ですよ。

画面割れは致命傷!外装ランクの判定基準

外装の判定において、傷が全くない未使用品が「Sランク」、使用感がなく微細な傷もないものが「Aランク」となります。充電口やフレームの微細な小傷が3箇所以内であれば「Bランク(良品)」に入ることが多いですが、Bランクの絶対条件として「画面上に傷がないこと」が求められます。液晶画面に極小でも傷があればその時点で格下げとなり、画面の割れやヒビが少しでもあると最も深刻な「破損品(Dランク相当)」や「ジャンク品」扱いになり、査定額は20%〜80%も大暴落してしまいます。液晶の黄ばみや色ムラ、浮き、さらには非正規ショップで交換した非純正パーツ(サードパーティ製の画面やリアカバーなど)の仕様も、大幅減額や買取不可の要因になりますよ。

バッテリーの劣化と付属品欠品のペナルティ額

内部の消耗で最も厳しく見られるのがバッテリー最大容量です。イオシスの基準ではバッテリー最大容量が80%未満になっていると約20%の割合減額となり、ソフマップでは「著しく劣化しています」という警告表示が出ているだけで上限金額から最大70%も減額されるケースがあります。Googleの下取りプログラムにいたっては、バッテリーの膨張がある端末は送付すらできません。また、付属品の欠品も地味に響きます。イオシスでは付属品が1点でも欠品しているとおよそ5%の減額。ソフマップの具体的な公開例では、箱の欠品で-300円、純正ケーブルで-500円、SIMトレイの紛失で-1,000円、USB電源アダプタで-1,000円といった個別減額が科されます。しかも、本体と型番や色が一致しない箱は欠品扱いになるのですよ。

売却前に自費でバッテリーを交換(費用11,200円〜19,400円程度)しても、無料のサポート(AppleCare+等)がない限り、修理代金の方が高くなって赤字になるリスクが高いです。そのまま査定に出して減額幅と比較する方が賢明ですね。

買取と下取りのメリットやデメリットを比較

端末を手放す方法には、大きく分けて「専門店への買取依頼」と「キャリアやメーカーでの下取り」の2種類があり、それぞれの特徴を理解して使い分けるのが損失を回避するロードマップの基本です。

詳しい査定基準や減額のポイントについては、スマホの下取り減額基準とは?iPhone査定基準や傷の目安を解説も参考になりますよ。

手軽さと確実性の「下取り」

下取りのメリットは、手続きの簡便性と価格の絶対的な安定性です。新しいスマホを購入するのと同時に古い端末を処理できるため、引き渡しのタイミングに穴が空きません。Apple、Google、Samsungなどのメーカーや各キャリアでは、購入時の支払い方法への返金やポイント(dポイント、Pontaポイント、PayPayポイント、ストアクレジットなど)で還元してくれます。市場動向による毎月の価格変動が激しいAndroidの不人気色や、状態がやや低下したB・Cランクの端末であっても、マニュアル通りに一定の引き取り価格を保証してくれるのが強みですね。ただし、実勢の中古相場より安めに設定されていることが多く、現金化しにくいのがデメリットです。

最高値を狙える専門店の「買取」

一方の買取は、新しい機種の購入に縛られず、その時点で一番高い売り先を自由に比較できるのが魅力です。秋葉原や渋谷などの大都市圏に拠点を持ち、海外輸出を含む多様な販路を持つ買取専門店(イオシス、じゃんぱらなど)は、国内の大手チェーンよりも遥かに高い引き取り額を提示してくれることがあります。特に画面や外装に傷がないAランク以上の美品であれば、キャリアの下取りや残価設定の免除額を数万円規模で上回ることが珍しくないため、コンディションが良い端末ほど買取専門店での現金化が圧倒的に有利になりますよ。

キャリアが提供する残価設定プログラムの仕組み

大手の携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)やApple公式が提供している「端末を実質半額程度で使用し、2年後に返却すれば残りの支払いが免除される」という残価設定型の購入プログラム。非常に利用者が増えていますが、ここ数年で各社のルールが大きく改定され、シビアな仕組みに深化しているのをご存知でしょうか。

2025年〜2026年にかけての各社プログラム改定の罠

以前は「2年後に返却すればタダで免除されて終わり」というイメージでしたが、直近の改定により、出口で「特典利用料(手数料)」を徴収するコストシフトが一斉に進んでいます。各社の基本スケジュールと注意点をまとめてみました。

キャリア名プログラムの特徴と改定ルール返却時の追加コスト(ペナルティ)
NTTドコモ「いつでもカエドキプログラム/プラス」を提供。23ヶ月目までの返却で24回目の残価支払いが免除。2026年3月5日以降の新規加入者からは、特典利用時に最大22,000円(税込)の「プログラム利用料」が発生(ドコモで次世代機を購入する等の条件を満たせば割引相殺)。返却時に画面割れ等の破損がある場合、補償サービス加入者は2,200円、未加入者は22,000円のペナルティが発生(23ヶ月目以降の返却時は未加入でも一律2,200円の緩和措置あり)。
au「スマホトクするプログラム」をベースに、2026年2月26日から「スマホトクするプログラム+」を提供。25ヶ月目までに返却することで最終回の支払いを免除。ただし、利用時に最大22,000円(不課税)の「特典利用料」が導入され、指定機種への買い替え(au買替特典)を行わないと実質的な負担増に。画面割れや破損がある場合、保証加入者は2,200円、未加入者は22,000円が課される。特典利用料(最大22,000円)と重複した場合、出口で【最大44,000円】もの追加費用を請求される地獄のシナリオが存在。
ソフトバンク「新トクするサポート」を提供(48回払いが基本)。機種に応じてスタンダード、バリュー、プレミアムの区分があり、バリューやプレミアムは13ヶ月目以降の早期返却で最大36回分の支払いが免除。2025年8月20日改定の新プログラム(+)では、やはり返却時に最大22,000円(不課税)の特典利用料が発生。査定条件を満たさない(画面割れ等)場合、最大22,000円の支払いが必要。返却前に自身が加入している「あんしん保証パック」等を使って格安で修理を完了させてから返却する方がトータルコストを抑えられる場合あり。

これらの残価プログラムは、ユーザーを自社のエコシステムに永続的に拘束する仕組みとしての側面が強くなっています。また、暗証番号のロック未解除、オールリセットの未実施、製造番号(IMEI)の判別不能、非正規店での修理・改造が認められる場合は、プログラムの利用そのものが完全に拒否され、残りの残債(7万〜10万円規模)が一括で請求されるため、利用の際は細心の注意を払わなければいけませんね。

売却前に確認したい手続きに関するよくあるQ&A

スマホを実際に買取店へ持ち込んだり、郵送で発送したりする前には、トラブルを防いで最速で現金を獲得するための「論理的セルフメンテナンス」が絶対条件となります。現場で多発しているトラブルをベースにQ&Aを強化しました。

初期化するだけでそのままお店に持って行って大丈夫?

単なる端末の初期化だけではデータ流出防止や防犯の観点から買取を完全に拒否されますよ。必ず事前にApple IDやGoogleアカウントのサインアウトを個別に行い、「iPhoneを探す」などのアクティベーションロックを完全に解除してください。これらが残っていると、遠隔で端末をロックできてしまうため、お店側は一切買い取ることができません。

電池の持ちが悪くても買い取ってもらえる?

買取自体は可能ですが、前述の通り最大容量80%のラインを境目に非常にシビアな減額ペナルティ(約20%〜最大70%の減額)が待っています。事前に設定画面の「バッテリーの状態」から数字を確認し、減額幅を覚悟しておくか、無料の補償期間が残っているなら売却前に新品に交換してもらうのがおすすめですね。

分割払いの残債が残っているスマホは売れる?

キャリアのネットワーク利用制限判定が「▲(分割支払い中)」であっても買い取ってくれる店舗(ソフマップなど)はありますが、大幅な減額を課されることが基本です。なお、通信不可の赤ロムである「×」判定はジャンク品か買取不可となります。IMEI(製造番号)をキャリアの専用ページで確認し、可能であれば売却前に一括返済を行って「○(問題なし)」の状態に昇格させておくことが、最高値でスムーズに売るための最大のコツですよ。

おサイフケータイなどのデータはそのままでいい?

非常に多くの方が落とし穴にはまる致命的なポイントです!iPhoneのeSIMや各種決済アプリのログイン情報、Androidのおサイフケータイ(FeliCa)のICチップ内のデータは、通常の本体初期化(オールリセット)を実行しても内部に痕跡が残ってしまうことがあります。総務省のポータルサイトやRMJ(リユースモバイルジャパン)のガイドラインでも、売却前にモバイル決済データを完全に消去することが注意喚起されています。必ず事前に各アプリ(モバイルSuicaや楽天Edyなど)のメニューから、サーバーへのデータ預け入れや削除の手続きを行い、FeliCaポケットが完全に空になっていることを確認してくださいね。

ちなみに、RMJ認証を受けた店舗などでは個人情報消去を「買取時」と「検査時」の2回、専用のソフトを用いて厳格に実施する考え方が示されていますが、ユーザー自身での事前消去はマナーであり必須作業ですよ。 (出典:総務省『リユースモバイルガイドライン関連資料』)

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スマホのリセールバリューを意識した賢い選び方

ここまで様々な角度からスマホの資産価値や市場のシビアな査定ルールについてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。日本の中古スマホ市場は新品端末の高騰に伴って拡大の一途をたどっており、今やスマホは使い潰す消費財ではなく、数年後の売却価値を見据えて戦略的に運用すべき「流動資産」と言っても過言ではありませんね。

最後にまとめとして、スマホのリセールバリューを最大限に活かしてトータルの運用コストを下げるための、賢い選び方のロードマップを振り返りましょう。

購入から売却までの資産防衛ロードマップ

  • 機種選定:日本国内で圧倒的な需要の厚みを誇るiPhoneの標準無印モデルやSEシリーズ、または長期アップデートが保証されたPixelのaシリーズを選ぶ。
  • 容量・カラー:売れ筋であり追加コストの回収効率が最も良い「128GB」前後の容量を選択し、カラーは好みが分かれない定番のブラックやホワイト系にする。
  • 日常の維持:購入した初日から高品質なガラスフィルムと衝撃吸収ケースを常時装着。外箱、純正充電ケーブル、SIMピンにいたるまでパッケージ内の梱包資材はすべて暗所で綺麗に保管し、お風呂場での常用による水没反応(シールの変色)を徹底的に避ける。
  • 売却時の立ち回り:毎年9月の新型iPhone発表に伴う旧モデル相場の大暴落を避けるため、「8月中旬〜下旬」のベストタイミングに動く。持ち込む前には外観の埃や指紋をマイクロファイバークロス等でセルフクリーニングし、アカウント解除、FeliCa消去、利用制限のクリアを完璧に行う。

スマホは私たちの生活に欠かせない相棒だからこそ、扱い方次第で数年後に大きな「将来利益」として手元に戻ってきてくれます。ただし、キャリアの残価設定プログラムの最新ルールや、ショップごとの画一的な減額基準は常時変動する性質のものであるため、契約や売却の際は必ず各キャリアや買取専門店の公式サイトにて最新の情報をご確認いただき、最終的な判断をなさってくださいね。賢く端末を運用して、次の九州旅行の軍資金や趣味の予算を上手に生み出しましょう!

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「スマホが好きだ!」という情熱から生まれた、高級スマートフォン専門ブログ。所有する喜びや、使って初めてわかる感動の体験を共有します。

高級スマホの技術革新がビジネスやライフスタイルに与える影響や、技術と文化的な意義とはなにかを研究。
趣味はボードゲーム。

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