こんにちは。スマートフォンUX研究所(SUR)所長の新城です。
auの看板プランである使い放題maxを契約すれば、外でもパソコンやタブレットが使い放題になると期待している方は多いですよね。でも、いざ使ってみるとテザリングの速度制限がかかったり、思っていた上限と違ったりして、繋がらないと困っている声をよく耳にします。実のところauの使い放題maxのテザリングの仕組みは少し複雑で、プランによって30GBや60GBという制限があるのをご存知でしょうか。料金は無料なのか、なぜ急に速度が遅くなるのかといった疑問は、正しい情報を知ることでスッキリ解決できます。
今回は、快適なスマホライフを送るために知っておきたいポイントを分かりやすくまとめてみました。
この記事でわかること
- プランごとのテザリングデータ容量上限の違い
- 速度制限がかかる条件と解除されるタイミング
- テザリングオプションの料金と申し込み方法
- 通信が繋がらない時のチェックポイントと対処法
auの使い放題maxのテザリング制限と料金

まずは皆さんが一番気になっているであろう「制限」と「お金」の話から入っていきましょう。auの使い放題maxはスマホ本体の通信はパワフルですが、テザリングに関しては独自のルールがあるんです。私自身、最初はどれも同じだと思っていたのですが、調べてみると意外な発見がありました。
auの5Gと4Gで選べる料金プラン
auが提供している現行の主力プランは「使い放題MAX+ 5G」と「使い放題MAX+ 4G」の2種類です。これらはスマートフォンのデータ通信が原則使い放題になる魅力的なサービスですね。以前の4G時代には基本料金にプロバイダ料金が別途加算されるような複雑な仕組みもありましたが、今のプランはそれらがすべてパッケージ化されており、非常にシンプルで誠実な設計になっているかなと思います。
具体的な月額料金は基本7,788円ですが、ここから各種割引を組み合わせることでランニングコストを大幅に抑えることが可能です。例えば、ご家族で3回線以上契約されている場合の「家族割プラス」で1,100円引き、対象の固定回線やホームルーターを契約している「auスマートバリュー」でさらに1,100円引き、そして「au PAY カードお支払い割」で110円引きを適用すれば、最安で5,258円まで下がります。
また、UX的な観点で見ても面白いのが、あまり通信を行わなかった月への配慮です。月間の合計データ利用量が1GB以下だった場合、自動的に1,650円がその月の料金から差し引かれる仕組みになっています。「今月はほとんど自宅のWi-Fiしか使わなかったな」という月でも、無駄なく利用できるのは安心ですね。
プラン選びのポイント
5G対応のスマートフォンをお持ちなら5Gプラン、4Gのみのモデルなら4Gプランを選ぶことになりますが、提供されているサービス内容や割引額に大きな差はありません。ただし、機種変更のタイミングでプランが切り替わることもあるため、ご自身のスマートフォンの対応回線を事前に確認しておくのが良さそうです。
注意点:契約事務手数料やユニバーサルサービス料などは別途発生します
(出典:KDDI株式会社『使い放題MAX+ 5G/4G』)
使い放題maxのギガ上限と速度制限

「使い放題」という言葉を聞くと、ついついパソコンを繋いで動画を見まくっても大丈夫だと考えがちですが、ここには落とし穴があるんです。実は、スマートフォン単体での通信は無制限でも、テザリングやデータシェアとして使える通信量には明確な「上限」が存在します。
現行の「使い放題MAX+」シリーズの場合、テザリング等で利用できるデータ容量は合計で月間60GBまでと決められています。これを聞いて「意外と少ないかも?」と感じる方もいるかもしれませんね。特に高画質な動画をパソコンの大きな画面で視聴し続けたり、大容量のOSアップデートを行ったりすると、60GBという枠は意外と早く消費されてしまいます。
もしこの60GBの上限を超えてしまった場合、テザリング機能を使った通信のみが当月末まで最大128kbpsに制限されてしまいます。128kbpsというのは、テキストベースのメール送信は何とかできても、ウェブサイトの閲覧や動画視聴はほぼ不可能に等しい速度です。一方で、スマホ本体でのウェブ閲覧やSNS利用はそのままの速度で使い続けられるので、ここを混同しないようにしたいですね。
さらに、あまり知られていないのですが、スマホ本体側にも「通常利用に影響のない範囲」としての制限ルールがあります。月間のデータ利用量が200GBを超えると、ネットワーク混雑回避のために通信速度が最大5Mbps程度に制御される場合があるんです。これは、ネットワーク資源をみんなで公平に使うための、いわゆる公平利用ポリシーですね。テザリングの128kbps制限に比べれば5Mbpsはまだ余裕がありますが、極端な使いすぎにはブレーキがかかる仕組みになっているようです。
テザリング利用が無料になる場合
昔のスマートフォンの世界では、テザリングを使うだけで月額550円程度の「テザリングオプション料金」を支払うのが当たり前でした。私自身も「なんで自分の通信枠を使うのに別料金がかかるんだろう」と不思議に思っていた時期がありました。しかし、現在の使い放題MAX系のプランでは、テザリングオプション料金は原則として無料(0円)で提供されています。
追加料金なしで外出先をカフェや公園を自分のオフィスに変えられるのは、現代のモバイルライフにおいて非常に大きな価値がありますよね。ただし、ここが少し分かりにくいのですが、料金は無料であっても「オプションへの加入申し込み」という手続き自体は必須となっています。
新規契約時や機種変更時に「テザリングも使いますか?」と聞かれて「はい」と答えていれば問題ありませんが、もし申し込んでいない場合、スマートフォンの設定画面で「インターネット共有」や「テザリング」のスイッチを入れようとしても、項目がグレーアウトしていたり、エラーメッセージが出たりして使えません。
「あれ、無料なのに使えないぞ?」と焦る前に、まずはMy auなどでご自身の契約状況を確認してみるのが一番の近道かなと思います。もし未加入であれば、その場でサクッとオンラインで申し込むことができますよ。お金はかからないので、念のためにとりあえず加入しておいても損はないサービスだと言えます。
netflixパックなど定額サービスの魅力
auはエンタメサービスとスマートフォンの利用料をセットにした「パックプラン」が非常に充実しています。例えば、世界的な動画配信サービスであるNetflix、話題の映画やドラマが楽しめるAmazonプライム、そしてスポーツ中継に特化したDAZNなどがセットになったプランが複数提供されています。
これらのプランのUX的な最大のメリットは、単純に別々で契約するより料金が安くなることだけではありません。実は、セットプランを選ぶことで、テザリングの上限容量が通常よりも大きく引き上げられるという隠れた特典があるんです。
| プラン名 | テザリング上限 | 特徴 |
|---|---|---|
| 使い放題MAX+ 5G/4G | 60GB | 基本の無制限プラン |
| Netflixパック / Amazonプライムパックなど | 80GB | 人気の動画配信がセット |
| ALL STARパック | 100GB | 主要エンタメ全部入り |
通常の使い放題MAXでは60GBですが、Netflixパックなどでは80GBまで、そして全部入りのALL STARパックではなんと100GBまでテザリングが可能です。月間100GBもあれば、週末にパソコンを繋いで何本か映画を見たり、大きな仕事のファイルを送受信したりしてもそう簡単には制限にかかりません。エンタメも仕事も妥協したくないという方には、こうした上位プランへの投資も一つの選択肢として魅力的かもしれませんね。
kddiが提供する通話定額サービス
データ通信がメインの時代とはいえ、仕事の連絡やお店の予約など、どうしても電話が必要な場面ってありますよね。auでは、音声通話の頻度に合わせて選べる「通話定額」オプションが用意されています。
メインとなるのは、1回5分以内の国内通話が何度でも無料になる「通話定額ライト2(月額880円)」と、どれだけ話しても定額の「通話定額2(月額1,980円)」です。最近はLINE通話で済ませることが増えたので「通話定額は要らないかな」と考える方も多いのですが、実はテザリングを多用するようなビジネスマンほど、安定した電話回線での通話定額は安心材料になるかなと思います。
ちなみに、これらのオプションを契約すると、お留守番サービスEXや割込通話といった便利な電話機能が追加料金なしで利用できる「電話きほんサービス」の特典が付いてくるのも嬉しいポイントです。UXの観点から見ても、通話中のキャッチが入るのと入らないのでは、仕事の効率が大きく変わりますからね。
自分の発信履歴を確認してみて、短い電話を頻繁にかけるのか、それとも長電話が多いのかをチェックした上で、必要に応じてこれらのサービスをトッピングしてみるのが良いでしょう。最新の5Gスマートフォンなら、通話品質も非常にクリアで快適ですよ。
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auの使い放題maxのテザリング活用術と設定

ここからは、実際にテザリングを使いこなすためのステップをご紹介します。設定自体は簡単ですが、ちょっとしたコツを知っているだけで、接続の安定感や速度が大きく変わります。私と一緒に、スムーズな接続環境を整えていきましょう。
申し込み方法とテザリングの設定手順
テザリングを始める準備として、まずは前述した「テザリングオプション」への申し込みを済ませましょう。一番手軽なのはWEBサイト「My au」からの手続きです。ご自身のIDでログインし、オプションサービスの一覧から「テザリングオプション」を探して申し込むボタンを押すだけ。店舗に行く手間もありませんし、夜20時までの申し込みであれば概ね数分から数十分程度でシステムの反映が完了します。
申し込みが終わったら、スマートフォン本体側の操作に移ります。
iPhoneの設定手順
設定アプリを開き、「インターネット共有」という項目をタップします。「ほかの人の接続を許可」をオンにすれば準備完了。この時、Wi-Fiのパスワードを自分が覚えやすく、かつ他人には推測されにくいものに変更しておきましょう。
Androidの設定手順
設定アプリから「ネットワークとインターネット」→「テザリング」または「アクセスポイントとテザリング」へ進みます。「Wi-Fiテザリング」を選択し、スイッチをオンにします。Androidの場合は、この画面で詳細設定から「Wi-Fiアクセスポイントを自動的にオフにする」などの設定もできるので、バッテリー節約のためにチェックしておくと良いかもしれません。
設定が完了したら、接続したいパソコンやタブレット側でWi-Fiを検索し、自分のスマートフォンの名前(SSID)を見つけてパスワードを入力すればOKです。意外と簡単ですよね。接続が成功すると、スマホの画面上部に接続中のアイコンが表示されるので、それを確認してみてください。
接続できない場合や通信が遅い時の対処
「いざ使おうと思ったのに繋がらない!」「通信が遅すぎて使い物にならない!」というトラブルは、テザリングあるあるです。そんな時は慌てず、まずは以下のステップを順に試してみてください。
もっとも効果的なのは「スマートフォンの再起動」と「接続機器の再起動」です。一時的なメモリの不具合やネットワークの詰まりがリセットされ、あっさり繋がることがよくあります。次に、そもそもテザリングオプションが有効になっているかを「My au」で再確認してください。無料プランなので申し込んだつもりで忘れていた、というパターンは意外と多いんです。
もし「通信が遅い」と感じる場合は、Wi-Fiの周波数帯を確認してみましょう。一般的なテザリングは2.4GHz帯を使用しますが、これは電子レンジやBluetoothと干渉しやすく、速度が低下しがちです。対応している機種であれば、設定から5GHz帯に切り替えることで、干渉を受けにくく高速な通信が可能になる場合があります。ただし、5GHz帯は屋外での利用に法律上の制限(W52/W53など)がある場合があるので、設定画面の注意書きをよく読んで使ってくださいね。
また、接続台数も重要な要素です。1台のスマホにパソコン、タブレット、ゲーム機などを同時に何台も繋ぐと、1台あたりの速度は当然落ちてしまいます。UX的に快適な速度を保ちたいなら、同時接続は2〜3台までにとどめておくのがスマートな使い方かなと思います。
他社と使い放題maxのプラン内容を比較
au以外のキャリアを検討している方もいるかもしれませんので、大手3社の無制限プランにおけるテザリングの扱いを整理してみました。これを比較すると、auがいかに「バランス型」であるかが分かります。
| キャリア | プラン名 | テザリング上限 | 制限後の速度 |
|---|---|---|---|
| au | 使い放題MAX+ 5G/4G | 60GB | 最大128kbps |
| ドコモ | 5Gギガホ プレミア | 無制限 | 上限超過による一律低速化なし(混雑時・大量通信時の制御あり) |
| ソフトバンク | メリハリ無制限+ | 50GB | 最大300Kbps |
ドコモはテザリングも無制限という非常に強力なスタンスですが、その分、ネットワークが混雑している際の速度制御がシビアに感じられることもあります。一方、ソフトバンクは一律50GBと、auの標準プランよりもやや少なめの設定です。
こうして見ると、auの60GB、そしてパックプランによる80GB〜100GBという設定は、動画サブスクリプションを楽しみつつ、仕事でもしっかりテザリングを活用したいという層を的確にターゲットにしていることが分かります。自分の毎月の通信量が、この50GB〜100GBの範囲に収まるのであれば、auは非常にコストパフォーマンスの高い選択肢になるはずです。
よくある質問をQ&A形式で詳しく解説
日頃から多く寄せられる疑問をまとめてみました。私自身も「これ、どうなんだっけ?」と気になったことがある項目ばかりです。
テザリングを使うとスマートフォンのバッテリー寿命に影響しますか?
残念ながら、テザリングは非常に電力を消費する機能です。スマホ本体が熱を持つことも多いため、長期間、毎日何時間も使い続けるとバッテリーの劣化を早める可能性はあります。UX的な対策としては、充電しながら使う場合でも、満充電に近い状態で放置せず、80%程度で止める機能などがあれば活用するのが良いかもしれません。
60GBを超えてしまったら、追加で容量を買えますか?
ここが少し不便なのですが、テザリング専用の追加容量というものは販売されていません。データチャージでギガを追加することは可能ですが、それは「スマホ本体の通信枠」へのチャージであり、テザリング側の128kbps制限が解除されるわけではないので注意が必要です。
テザリングでニンテンドースイッチなどのゲームは遊べますか?
オンライン対戦などのリアルタイム性が求められるゲームの場合、テザリングの応答速度(Ping値)では少し遅延を感じることがあるかもしれません。一方で、データのダウンロードやライトな対戦なら十分に可能です。ただし、ソフトのアップデートは数GB〜数十GBになることもあるので、あっという間にテザリング上限の60GBに近づいてしまう点には気をつけたいですね。
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auの使い放題maxのテザリングについてのまとめ
今回の調査を通じて、auの使い放題maxのテザリングがいかに多機能で、かついくつかの「守るべきルール」があるかをお伝えしてきました。
重要なポイントを振り返ると、まずは「60GB(プランによっては最大100GB)」という上限があること、そして「テザリングオプションへの申し込み(無料)」を忘れずに行うことでしたね。スマホ本体は無制限だからといって、何も考えずにパソコンを繋ぎっぱなしにしてしまうと、いざという時に速度制限で困ってしまうかもしれません。
私のおすすめとしては、まずは標準の60GBで運用してみて、もし足りないと感じるようなら、NetflixやAmazonプライムが含まれる上位パックへの変更を検討するスタイルです。これならエンタメも楽しみつつ、仕事の通信環境も確保できて一石二鳥ですからね。
この記事が、あなたのデジタルライフを少しでも便利にするヒントになれば嬉しいです。より詳細な契約条件や最新のキャンペーン情報については、必ずお近くのau Styleや公式サイトの専門スタッフに確認してください。それでは最高のスマートフォンライフを!
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