Google Pixelスマホで動画を再生しようとした時、急に見れなくなると困りますよね。
この記事では、Pixelで動画が再生できない場合に考えられる原因と、ご自身で試せる対処法を解説します。Android特有の問題や、保存したmp4ファイル、あるいはパソコン(PC)で見る時のコーデックの問題など、動画再生に関するさまざまなトラブルへの対応方法を紹介します。iPhoneから送られた動画が見れない古いケースや、googleのサービスとの連携についても触れていきます。
この記事でわかること
- Pixelで動画が再生できない主な原因
- ストリーミング再生と保存済み動画再生の違い
- 自分で試せる基本的な対処方法
- OSアップデートやアプリが影響する場合の確認点
Pixelで動画が再生できない主な原因と状況

- スマホの通信環境やアプリが原因か
- 保存したmp4動画のコーデック問題
- Androidアップデートが影響する時
- パソコンへ転送した動画が見れない
- Googleフォトで動画再生できない場合
スマホの通信環境やアプリが原因か
Pixelでストリーミング動画(YouTubeやX、Instagramなど)が再生できない場合、まず考えられるのは通信環境の問題です。Wi-Fiやモバイルデータ通信が不安定な場所では、動画の読み込みが正常に行われないことがあります。データ容量の上限に達し、通信速度が制限されている可能性も否定できません。
また、動画再生に使用しているアプリ自体に一時的な不具合やバグが発生しているケースも多く報告されています。アプリのキャッシュ(一時データ)が破損したり、過剰に蓄積したりすると、動画再生エラーを引き起こす原因となります。特にアプリのバージョンが古い場合、最新の動画形式に対応できず再生に失敗することもあります。
保存したmp4動画のコーデック問題
端末内に保存した動画ファイル、特に拡張子が「mp4」の動画が再生できない場合、ファイル形式ではなく「コーデック」が問題となっている可能性が高いです。MP4は動画と音声を格納する「コンテナ形式」にすぎず、その中身を圧縮・展開するための技術がコーデックと呼ばれます。
Android OSが標準でサポートするコーデック(例:H.264 AVC)であれば問題ありませんが、Pixelのカメラで撮影した動画は、より圧縮率の高いH.265/HEVCで保存されることがあります。このH.265/HEVCコーデックは、Android 5.0以降でサポートされていますが、使用する再生アプリや、転送先の他のデバイスが対応していないと再生できません。
ファイル自体が転送中や保存時に破損してしまった場合も、当然ながら再生は不可能になります。
(出典: サポートされているメディア形式 | Android media)
Androidアップデートが影響する時
Android OSのシステムアップデート直後に、動画再生を含むシステムの動作が不安定になることがあります。これは、アップデートによってアプリとの互換性に問題が生じたり、新機能の追加によってシステムの負荷が増加したりするためです。
実際に、過去のAndroidアップデート後にYouTubeやその他の動画アプリで再生問題が発生した事例が報告されています。アップデート直後はキャッシュの再構築などで一時的に動作が遅くなることもありますが、問題が続く場合はアプリ側の対応アップデートを待つか、OSの不具合修正パッチが提供されるのを待つ必要があります。
(出典: 最新アップデート後のPixel 9 Proの劣化, Google Pixel のアップデート - 2025 年 9 月)
パソコンへ転送した動画が見れない
前述の通り、Pixelで撮影した動画をパソコン(PC)に転送した際に再生できないトラブルも多く聞かれます。この主な原因もコーデックの非対応です。
特にWindowsの標準メディアプレイヤーは、H.265/HEVCコーデックに標準対応していない場合があります。Pixel側では問題なく再生できる動画ファイルでも、PC側に対応するコーデックがインストールされていなければ、「再生できません」と表示されたり、音だけが出て映像が映らなかったりします。
この問題の対策としては、PC側にVLC media playerのような多様なコーデックに対応した再生ソフトをインストールするか、動画ファイルをPCで再生可能なH.264形式に変換する方法が考えられます。
Googleフォトで動画再生できない場合
Googleフォトアプリで動画を再生しようとした際に、「この動画は再生できません」とエラーが出たり、読み込み中のまま進まなかったりする場合があります。
これが端末に保存されている動画(ダウンロード済み)で発生する場合、前述のコーデック問題やファイル破損が疑われます。一方、クラウド上(バックアップ済み)の動画をストリーミング再生しようとしている場合は、通信環境の不安定さが原因である可能性が高いです。通信回線が遅いと、高画質な動画データの読み込みが完了しないことがあります。
また、Googleフォトアプリ自体のキャッシュが溜まっていることや、アプリのバージョンが古いことも動作不良の原因となり得ます。
Pixelで動画が再生できない時の対処法解説

- すぐ試せる動画再生の基本的な方法
- OSが古い場合のアップデート方法
- セーフモードで動画を再生して確認
- 対処法としてのQ&A
- Pixelで動画が再生できない問題の総括
すぐ試せる動画再生の基本的な方法
Pixelで動画が再生できなくなった時、まず試すべき簡単な対処法がいくつかあります。
端末の再起動
最も基本的かつ効果的な方法が、Pixel端末の再起動です。長時間端末を使用し続けるとメモリが圧迫され、動作が不安定になることがあります。再起動することでメモリが解放され、一時的なシステムの不具合が解消される可能性が高いです。Pixel 6以降の機種では、電源ボタンと音量大ボタンを同時に長押しすると再起動メニューが表示されます。
(出典: 動作が遅い Google Pixel を速くする - Google Pixel ヘルプ)
ネットワーク接続の確認
ストリーミング動画が見れない場合は、ネットワーク接続を見直します。Wi-Fiに接続している場合はルーターを再起動する、モバイルデータ通信の場合は一度機内モードをオンにしてからオフに戻す、といった操作で接続がリフレッシュされます。また、データ通信量の上限に達していないかも確認が必要です。
アプリのキャッシュ削除
特定のアプリ(YouTubeやInstagramなど)だけで動画が再生できない場合、そのアプリのキャッシュ削除を試みてください。設定アプリから「アプリ」→「すべてのアプリを表示」と進み、該当アプリを選択します。「ストレージとキャッシュ」から「キャッシュを削除」をタップします。これにより、破損した一時データが削除されます。ただし、「ストレージを消去」を選択するとログイン情報なども削除されるため注意が必要です。
(出典: Google Pixel の空き容量を増やす - Google Pixel ヘルプ)
OSが古い場合のアップデート方法
Android OSやアプリのバージョンが古いと、動画再生に関するバグが含まれていたり、新しいコーデックに対応していなかったりする場合があります。OSとアプリは常に最新の状態に保つことが推奨されます。
OSのアップデート手順
- 設定アプリを開きます。
- 「システム」→「システム アップデート」をタップします。
- アップデートのステータスが表示されるので、「ダウンロードとインストール」などをタップして画面の指示に従います。
- インストール完了後、端末の再起動を求められる場合があります。
(出典: Google Pixel に関するサポートを利用する - Google Pixel ヘルプ)
アプリのアップデート手順
- Google Playストア アプリを開きます。
- 右上のプロフィールアイコンをタップします。
- 「アプリとデバイスの管理」を選択します。
- 「アップデート利用可能」の欄に更新が必要なアプリが表示されるので、「すべて更新」または個別にアプリを更新します。
セーフモードで動画を再生して確認
動画が再生できない原因が、後からインストールしたサードパーティ製のアプリにあるかどうかを切り分けるために、セーフモードでの起動が有効です。セーフモードは、端末購入時にプリインストールされていた必要最低限のアプリだけでPixelを起動する診断モードです。
セーフモードで動画再生の問題が解決する場合、原因は後からダウンロードした特定のアプリである可能性が非常に高いです。
セーフモードの起動手順(Pixel 6以降)
- 電源ボタンと音量大ボタンを数秒間長押しします。
- 画面に表示された「電源を切る」または「再起動」のボタンを長押しします。
- 「セーフモードで再起動」の確認画面が表示されたら「OK」をタップします。
- 再起動後、画面下部に「セーフモード」と表示されていれば完了です。
セーフモードで問題が解消した場合、通常モードに戻した後、問題が発生する直前にインストールしたアプリから順にアンインストールし、原因となっているアプリを特定してください。
(出典: セーフモードで再起動して問題のアプリを確認する - Google Pixel ヘルプ)
対処法としてのQ&A
ここでは、Pixelの動画再生トラブルに関するよくある質問とその回答をまとめます。
ストレージ容量不足は動画再生に影響しますか?
はい、影響します。スマートフォンのストレージ空き容量が極端に(目安として10%未満に)少なくなると、システム全体の動作が不安定になります。新しいデータの書き込みや一時ファイルの作成ができなくなり、動画の読み込みや再生が正常に行われなくなる可能性があります。設定アプリの「ストレージ」から空き容量を確認し、不要なファイルやアプリを削除して容量を確保してください。
別の動画再生アプリを試す価値はありますか?
非常に価値があります。特に端末に保存した動画ファイルが再生できない場合、標準のプレイヤーが対応していないコーデック(H.265/HEVCやVP9など)が原因かもしれません。「VLC for Android」のようなサードパーティ製のプレイヤーアプリは、非常に多くのコーデックに標準対応しているため、標準アプリで再生できない動画でも再生できる可能性が高いです。
ネットワーク設定のリセットとは何ですか?
これは、Wi-Fi、モバイルデータ、Bluetoothの設定をすべて工場出荷時の状態に戻す操作です。通信関連の不具合がどうしても解消しない場合の対処法となります。ただし、保存されていたWi-Fiのパスワードやペアリング情報もすべて削除されるため、再設定が必要になる点に注意してください。設定アプリの「システム」→「リセット オプション」から実行できます。
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Pixelで動画が再生できない問題の総括
Pixelで動画が再生できない問題の解決策をまとめます。
- ストリーミング動画再生時は通信環境を確認する
- Wi-Fiやモバイルデータ接続が不安定でないか見直す
- 端末の再起動は最も簡単で効果的な対処法
- 問題が発生しているアプリのキャッシュ削除を試す
- Android OSとアプリは常に最新バージョンに更新する
- ストレージの空き容量不足は動作不良の原因になる
- 保存した動画はコーデックが非対応の可能性がある
- MP4形式でもH.265/HEVCコーデックは注意が必要
- PCで再生できない場合もコーデックが原因の場合が多い
- VLCなど対応コーデックの多い再生アプリを利用する
- サードパーティアプリの影響はセーフモードで切り分ける
- Googleフォトの再生不良は通信とキャッシュを確認
- ネットワークの不具合はネットワーク設定リセットを試す
- 最終手段として工場出荷時リセット(初期化)がある
- Pixelで動画が再生できない時はまず原因を切り分ける

